新型インフルエンザ
新型インフルエンザとは?
2009年10月01日 ¦新型インフルエンザ¦コメント&トラックバック(0)
近年、新型インフルエンザが世界的大流行(パンデミック)の可能性が示唆されております。
新型インフルエンザウィルスとは、鳥などの動物のウィルスが人に感染し、それらが変異して、人から人へと感染するウィルスになったもののことを呼びます。
新型インフルエンザは、毎年流行されるインフルエンザとは表面の抗原性が異なり、10年から40年の周期で発生しています。
1918年に発生したスペインインフルエンザにおいては、世界では4000万人もが死亡しました。
この数十年では発生しておりません。
東南アジアなどで最近発生している鳥インフルエンザウィルスが、人に感染することが相次いでいます。
それは毒性の強いウィルスで、それが変異して新型インフルエンザになるのではないかと言われます。
新型インフルエンザウィルスは、未知のウィルスであり、たいていの人は免疫を持っていません。
なので人から人へ容易に感染して、世界的大流行(パンデミック)を引き起こすのではないか、と言われています。
現代は人口の増加や、飛行機などによる交通手段の発達などにより、その感染が速い速度で広がっていくのではないかと危惧されています。
また、交通や電力、各種の社会的機能が麻痺するのではないかと言われております。
この新型インフルエンザウィルスは、近年必ず発生すると言われています。
国や会社でも、その対策が考えられるようになりました。
家庭においても、自分たちでできる対策を考えておかねばなりません。
新型インフルエンザが発生してから慌てては遅いのです。
事前に、できることから対策を始めましょう。
大切な家族を守るためにも、まずは自分でできることから始めましょう。
ダチョウ抗体マスク
2009年06月30日 ¦新型インフルエンザ¦コメント&トラックバック(0)
新型インフルエンザ対策商品というのは開発が追い付かないような状態です。
その中で最近注目を浴びているのが、「ダチョウ抗体」です。
テレビなどでもダチョウ抗体付きマスク等取り上げられたりして、注目されています。
従来は、マウスやウサギ、ニワトリ等を使って、抗体を作り出して生成していました。その生産コストは高く、生産も遅いものでした。
一方、ダチョウは、寿命も長くウィルス耐性も強い鳥類です。大きな卵を生みます。卵には親鳥の免疫システムも受け継がれます。
そのダチョウを、新型インフルエンザウィルスの抗体作成に使おうと試みられたのです。
ダチョウに、鳥インフルエンザの毒性を除いたものを投与して、ダチョウの身体の中ではウィルスへの抗体が生成されます。
そのダチョウが産んだ卵で、たくさんの抗体を作って、人類に配ろうというのです。
ダチョウは、ニワトリの25倍もの卵を産み、その大きさもニワトリよりかなり大きいとなれば、たくさんの抗体が作られることでしょう。
半年で100個ほどの卵を産むので、ウサギ800匹に相当する抗体が、1羽のだちょうから半年で作れるのだそうです。
また、できた抗体はウィルスや病原菌に対する感度がきわめて高いのだそうです。熱にも強いし、品質のばらつきも小さい等、想像以上のものでした。
それにより、あるベンチャー企業が、だちょう抗体をフィルターに取り付けたマスクを発売しました。
従来の抗体で作った場合1枚数十万かかってしまうものですが、4000万分の1の価格で作ることができ、使い捨てマスクが実現しました。
今後、医療機関や自治体などに大量販売されるとともに、大手メーカー経由で一般向けに販売されるそうです。
また、そのダチョウ抗体を用いた新インフルエンザのリスク回避商品の開発を進めるのだそうです。
メーカー等に対しては、新型インフルエンザの今後の研究に期待がかかりますが、個人においてもその知識を高め、予防策などをして、パンデミックを防ぐための努力がなされることが望まれます。
パンデミックを防ぐのは、世界中の人々が一丸となって戦わなければいけないのです。
そしてあなたもその大事な一員なのです。
お勧め食材その2
2009年06月29日 ¦新型インフルエンザ¦コメント&トラックバック(0)
新型インフルエンザに対して効果があるのではないかと考えられる食材をもう一つご紹介します。
それは、「まいたけ」です。
まいたけは、きのこの中でも特に豊富な成分があります。それはD-フラクションと呼ばれるものです。
D-フラクションとは、多糖たんぱくであり、免疫の過剰な強まりを抑えると言われています。
D-フラクションは、免疫細胞のバランスを調整する働きに優れています。
また、D-フラクションは、がん細胞を殺し、がんの増殖を抑えると言われます。できたがんの縮小にも効果があるとか。
D-フラクションは、加熱しても壊れません。
まいたけを効果的に摂るには、そのまま汁ごと取れる調理法が良いでしょう。
味噌汁、鍋もの、炊き込みごはん等さまざまな調理法があります。
免疫システムというのは、強ければ強いほど身体に良いと言うわけではありません。
免疫力の働きが強すぎて、アレルギー反応を起こし、アトピー性皮膚炎になったり、花粉症やぜんそくになるのは良く知られていることでしょう。
その免疫力をコントロールすることは、新型インフルエンザが発生してもしなくても、身体には大変大切なことです。
新型インフルエンザに対してマスクの着用ぐらいしかご自分で対処できることがないとなれば、自分の身体は自分で守るしかありません。
事前に、ご自分の身体を高めておくことは大切なことでしょう。
まいたけは、日本では簡単に手に入る食材です。
ぜひ、これから、料理に活用してみてはいかがでしょうか?
お勧め食材その1
2009年06月28日 ¦新型インフルエンザ¦コメント&トラックバック(0)
新型インフルエンザに対して効果があるのではないかと思われる食品をご紹介しましょう。
それは「しそ」です。
しそは我が国では古くから薬や漬物などにも利用されています。
青じそと赤じそ等の種類があり、青じその栄養価が高いとされています。
しそはベータカロテンの含有量がトップとされています。それは粘膜を強化して免疫力を高めます。抗酸化作用もあり、老化も防ぎます。
また、しそには、アレルギー疾患を改善する効果もあるそうです。
アレルギーを引き起こすものとして言われるのはダニやハウスダスト、花粉、食品(卵、牛乳等)です。
身体にそれらの細菌が入って来た時に、異常な攻撃をして、自分の細胞を攻撃、排除してしまうことあります。しそにはそれを防ぐ効果があると言われています。
TNFと言われる生理活性物質の産出量を少なくして、免疫の過剰反応をほどよく抑える働きがあるのです。
その働きを担っているのが、しそに含まれるフラボノイドの一種のルテオリンです。
フラボノイドは、植物に含まれる色素成分です。強力な抗酸化作用があります。血液循環も良くするのだそうです。
また、免疫力の過剰な反応を防いでくれるにも関わらず、免疫力を必要以上に落としてしまう恐れはありません。
古来から、薬味として使われてきたのには、意味があったのです。
現在でも刺身のつまなどで使われるのは、しその殺菌、防腐作用とともに、食中毒等を防いでくれる働きも加味してのことなのです。
これが新型インフルエンザに対して、効果があるかどうかというのは分かりません。
ただ、事前に自己の免疫力をコントロールして、過剰反応を防ぐことは、免疫力アップとともに、大変重要なことです。
免疫力を高める方法その2
2009年06月27日 ¦新型インフルエンザ¦コメント&トラックバック(0)
睡眠、運動以外で免疫力を高めるとされているものを紹介します。
最も大敵なのは、ストレスです。ストレスを感じると、NK細胞の活性化は低下します。ガンにもかかりやすくなります。
しかしストレスは誰にでも必ずあるものであり、それを除外して生きることはできません。
大事なのはストレスの受け止め方です。ストレスを感じた場合に自分がどのように考える癖があるのか、マイナスに考えすぎていないのかを考えてみてください。
また、それを発散する手段を持っているとよいでしょう。
趣味を持ったり、誰か相談できる相手を持ったり、あるいはひとりこっそりと大泣きしたって構いません。
音楽を聴いたり、お風呂にゆっくり浸かったり、身体を動かすことも良いでしょう。
何かそういった手段を持つことが大切です。
しかし、ストレス解消の手段として、喫煙や飲酒に頼ることは避けたほうがよいでしょう。
タバコを吸うと、煙が肺に吸入されます。その煙は、免疫細胞や肺組織に害があります。その結果免疫力が低下してしまいます。
アルコールの場合、適量であればよいと言われます。
夜寝る前にほんの少しの寝酒は、身体をあたため安眠に導くと言われます。
しかし、量が増えてしまうと逆効果です。アルコールは、免疫毒とさえ言われるそうです。
また、バランスのよい食事を摂ることはとても大切です。
バランスが取れた食事というのは、免疫力に大きく左右します。
6つの基礎食品と言われるものから、バランスよく取るようにしましょう。
ストレスを避け、バランスのよい食事を取ることが、新型インフルエンザ対策に効果抜群です。
新型インフルエンザが流行ってしまってからでは遅いです。
今日からすぐに始めてください。
免疫力を高める方法その1
2009年06月26日 ¦新型インフルエンザ¦コメント&トラックバック(0)
新型インフルエンザが発生したとしても、結局はうがい、手洗いの遂行や、マスクの着用、咳エチケット程度しか個人の対応策はありません。
それ以外に個人でやっておけることと言えば、免疫力の向上でしょう。
新型インフルエンザに限らず、風邪をひいたり、通常のインフルエンザにおいても、かかる人とかからない人がいます。
ガンや生活習慣病においてもその限りです。
それは個人の免疫力の違いに他なりません。
では、どうしたら免疫力を高めることができるのでしょうか?
以下に述べていきたいと思います。
まず、一般的に言われることは、十分な睡眠をとり、休養をきちんととることです。
やみくもにたくさんの睡眠時間をとればいいというわけではなく、質のよい睡眠が重要です。
身体が疲れていれば、その分免疫力も低下してしまいます。
休養はもっとも重要と言えるでしょう。
それから、適度な運動をすることです。
体内にウイルスが侵入してきたときに戦う免疫細胞(特にNK細胞)は、運動により活発に働くようになります。
過度な運動ではなく、ウォーキングなどの有酸素運動の継続がよいとされています。
また、笑うことが免疫力をアップするとも言われています。
笑うことで、自律神経(交感神経と副交感神経)の働きに刺激を与えます。
笑いによる脳への刺激が、免疫機能活性化ホルモン(神経ペプチド)の分泌をうながします。
このホルモンにより、NK細胞が活性化されるそうです。
そしてそれは作り笑顔でも効果があるそうです。
睡眠、運動、笑いは、免疫力を高める手っとり早い方法です。
事業者・職場における対応
2009年06月25日 ¦新型インフルエンザ¦コメント&トラックバック(0)
厚生労働省では、事業者や職場における新型インフルエンザ対策ガイドラインを策定しています。
事業者または職場において、新型インフルエンザが発生した場合、やるべきこととされているのは以下のことです。
対策本部を設置したり、情報収集をし、自分達で業務運営体制を検討しましょうとしています。
感染予防やマスク等の物品の備蓄も促しています。
発生直後は、感染拡大予防をせねばなりません。
具体的には、会議や研修等を中止したり、電話会議やビデオ会議などをしたりすることを提案しています。
ビデオ会議等は、新型インフルエンザ発生の有無にかかわらず、一度設置したら、それによる経費削減も見込まれるのではないかと思います。
毎回出張を重ねて余計な経費を計上するよりも、一度思い切って設備投資すれば今後も役に立つでしょう。
また、海外に勤務している人達を帰国させたり、その家族を退避させたりすることも必要だとしています。
これらを見ると、事業者・職場に対して、自分達でそれぞれの対応を考えておきなさい、ということだと思います。
大企業などでは大規模な対策本部等を設置できるかもしれませんが、小さな事業所ではどうでしょう?
そして、今から対策を考えつつあるのは大企業であり、中小企業が遅れがちであることも見逃せません。
実際、具体的にどうやって考えていったら分からないというのが中小企業等の声だそうです。
国は、ガイドラインを作って、自分達で考えなさい、と丸投げするのではなく、もう少し具体的に、どのように対応したらいいのかを指導してほしいものだと思います。
企業としては、国に期待せずに、企業と、そして働く人々を守るつもりで、積極的に対策を練ってほしいものです。
それが最終的には、企業を守る結果につながるのです。
新型インフルエンザ対策というと、直接企業の利益に結びつくわけではないので、後回しにされがちです。
しかし、先手を打って、対策を考えておくことが、後々の企業の発展に結びつくかもしれません。
目先の利益にとらわれてばかりいる企業は、将来性がないのです。
家庭での備蓄品(その他)
2009年06月24日 ¦新型インフルエンザ¦コメント&トラックバック(0)
新型インフルエンザが流行した場合のみならず、地震等の災害時のためにも準備しておいたほうが良いものがあります。
それらの例を見てみましょう。
カセットコンロ、ガスボンベは、ライフラインが停止した場合に便利です。
また、電気が停止した場合に対して、懐中電灯や乾電池を用意しておきましょう。
ラジオや携帯テレビもあるとよいでしょう。正しい情報を得ることが大変重要です。
手動で充電するタイプのラジオも出ています。
同じく手動で充電する携帯電話の充電キットもあります。遠くに離れた家族の安否が一番の気がかりですよね。電話がかけられると安心です。
阪神大震災の際に持っていて便利だったとされるものに、キッチン用のラップがあります。お皿を洗うことができない状態の時、それを皿にかけて捨てればよいのです。同じ理由として、使い捨ての紙皿も用意しておくとよいでしょう。アルミホイルでも良いです。
また、シャンプーやリンス、石鹸、衣類用食器用の洗剤、歯磨き粉などの日用品も余分に用意しておきましょう。
ペットを飼っている方は、ペットフードも忘れずに用意しましょう。
女性の場合は、生理用品もあったほうがいいでしょう。多めに用意しておきましょう。
コンタクトレンズ使用者は、使い捨てのコンタクトレンズも購入しておきましょう。
忘れてはならないのは、現金です。銀行にあっても、下ろせなければ使えません。少しの買い物ではクレジットカードも使えないでしょう。
「備えあれば憂いなし」です。
新型インフルエンザの場合は、「憂いなし」とまでは言い切ってしまえないのですが、それでも備えがあると無いとでは心の持ちようも違います。
今からできるだけ準備しておきましょう。
家庭の備蓄品(医薬品)
2009年06月23日 ¦新型インフルエンザ¦コメント&トラックバック(0)
新型インフルエンザが発生した場合に対して、薬局等で購入できる医薬品をご家庭で準備されていたほうがよいでしょう。
まずは常備薬。普段の使いのものがよいでしょう。胃腸薬、風邪薬や持病の薬など、多めに置いておきましょう。
解熱剤は、成分をよく確かめておきましょう。アスピリン系は注意が必要なので、アセトアミノフェンを置いておくとよいでしょう。
包帯やガーゼ、ばんそうこうなども用意しましょう。
うがい薬等もよいでしょう。
それから、新型インフルエンザの患者がいた場合の予防策として、マスクは必須です。
ゴム手袋や、消毒用のアルコールもあるとよいでしょう。
消毒用のアルコールは、現在多くの種類が売られるようになっています。
ワンプッシュするだけで簡単に手をアルコール消毒できますので大変便利です。
また、新型インフルエンザにかかってしまった患者がいる場合、水枕や保冷剤、解熱シート等も必要です。
洗剤や漂白剤も準備しておきましょう。できれば次亜塩素酸入りのものが好ましいです。患者の汚物で汚れた洗濯物を分別して消毒します。
トイレットペーパーやティッシュペーパー、ウェットティッシュ等もたくさん必要になるでしょう。
ビニール袋を用意しておくと便利です。患者のウィルスに侵されたゴミを入れて捨てます。
密封できると尚良いでしょう。
赤ちゃんのいるご家庭は、おむつやミルク、乳幼児用の薬など用意しておきましょう。
病気になったとしても、新型インフルエンザが充満する医者の病室で待たせることは赤ちゃんにとっては酷です。
少しの病気であれば、ご家庭で治すように努力しましょう。
これらの医薬品は薬局で購入できるため、ご家庭に備えておきましょう。
家庭の備蓄品(食料品)
2009年06月22日 ¦新型インフルエンザ¦コメント&トラックバック(0)
新型インフルエンザが発生した場合、最低でも2週間は家にこもることが良いとされています。
その時のために、家庭では何を用意しておくべきでしょうか?
まず、食料品の例は以下のものです。
主食にでき、長期保存できるものとして、米、切りもち、乾麺類(そば、うどん、そうめんなど)、コーンフレーク、シリアル類、乾パンなどが挙げられます。
主食は、家族全員分となると、かなりの量が必要になると思います。
逆に言うと、主食さえあれば、なんとか生きることはできます。
長期保存可能なので、たくさん購入しておくと安心でしょう。
その他の食料品としては、塩、砂糖、しょうゆなどの各種調味料です。
これらはご家庭で調理しようとすれば必要となってきます。
保存用と言っても、次々に使ってしまいそうなものでありますし、賞味期限もあります。
こまめに日にちや量をチェックして補充しておきましょう。
それから、レトルト食品や、フリーズドライ、インスタントラーメンなども良いでしょう。
最近ではかなりの量の商品が販売されています。
お湯に入れるだけのお粥等は、調子の悪い時に便利かもしれません。
こういった商品は、長期保存可能なので、たくさん買っておきましょう。
あとは、缶詰類。缶詰は、昔から地震の時の避難用備蓄として知られていますね。
ジャムや栄養補給食品もいいかもしれません。
それから、ミネラルウォーターはかなりの量が必要です。
最悪の場合、ライフラインが止まってしまうかもしれません。
人間は水がないと生きていけません。
ペットボトルや缶入りの飲料などでも役に立つと思います。
スポーツドリンクは、病気の人の水分補給に大変有効です。
これらの食料品を、最低でもひとり2週間分、2か月分ぐらいあれば安心でしょう。
家族全員分の量を考えることを忘れないようにしてください。